お酒の怖さ。アルコールの依存性について

お酒を長期間大量に飲み続けると少しずつ飲み方や飲む量をコントロールすることが難しくなっていきます。

今日は休肝日にしようと思っていたけれどついついお酒を飲んでしまう。一杯だけにしようと思っていたけれどついつい二杯目を飲んでしまう。

そんなことが増えていきます。

お酒を飲む生活が当たり前になるとお酒を飲まずに一日を過ごすことがストレスになります。

これが依存です。

健康な人がアルコールに依存するまでの期間や飲酒量には個人差があります。

10年で依存症になる人もいるし20年飲んでもそれほど依存しない人もいます。

ただ、いくらお酒を飲んでも平気な人はいません。飲めば飲むほど依存症になるリスクは高まります。

アルコール依存はいつの間にか起こっているものです。

自分が少しずつお酒の飲み方をコントロールできなくなってきていると自覚できる人は少ないんじゃないでしょうか。

体が健康ならちょっとぐらい飲み方がおかしくなっても生活が破綻したりしませんし。

アルコールに依存すると気づかないうちに時限爆弾を抱えることになります。

健康なうちは楽しいお酒が飲めても体を壊したときに苦労することになります。

例えば肝臓を壊してしまったとします。

お酒の飲みすぎが原因で肝臓が炎症を起こしているからお酒はやめなさいと医者に言われたとしましょう。

このまま飲み続ければ肝臓の細胞が破壊されて肝硬変になりますよ。命にかかわりますよ。

そんな状況になってもお酒をやめられるとは限りません。

アルコールに依存するとお酒を楽しめなくなっても飲んでしまいます。お酒を飲むと苦しい思いをすると分かっていても飲んでしまいます。

脳がお酒を求めるから飲んでしまうんです。飲まずに我慢するとストレスが溜まります。

そうなると、努力してお酒をやめる必要があります。

飲酒をコントロールできなくなった人にとって飲む量を減らしたり一時的な禁酒をすることは断酒よりも難しいことです。

断酒するしかありません。

そして断酒は一生続ける必要があります。

人間は一度飲酒をコントロールできなくなったら一生元に戻らないと言われています。

長期間禁酒しても、休肝日を作れなかった人が休肝日を作れるようになることはないということです。

お酒を一度飲んだだけで体を壊すということはまれです。

しかし長期間お酒を飲み続けるとじわじわと全身のほぼすべての臓器がダメージを受けます。

肝臓だけでなく、すい臓も、腎臓も、胃腸も、脳も、少しずつダメージを受けていきます。

アルコールに依存してしまうと延々とお酒を飲み続けるか断酒するか、どちらかしかできなくなります。

そうなってしまった人は少しでも早く断酒する必要があります。

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