飲酒のデメリットと断酒のメリット

飲酒のデメリット

・肝臓病のリスクが高まる

お酒を長期間飲み続けるとアルコール性肝炎になることがあります。

肝炎とは肝臓が炎症を起こしている状態です。

倦怠感、食欲不振、発熱、黄疸などの症状があり、肝臓の細胞は破壊されていきます。

重い場合は命を落とすこともあります。

この状態になってもさらにお酒を飲み続けると肝硬変になります。

肝硬変とは肝臓の細胞が破壊され硬く小さく変化した状態です。非常に危険な状態です。

肝臓は少々ダメージを受けても自覚症状が出ないので沈黙の臓器と呼ばれています。

異変に気づいたらすでに致命的な状態になっていたというケースもあります。いたわりましょう。

 

・がんのリスクが高まる

アルコールには発がん性があることが分かっています。

飲酒量が多いほどリスクが高まります。

また、お酒に弱い人は強い人よりも悪影響を受けやすいことが分かっています。

お酒を飲むと赤くなる人や二日酔いになりやすい人は注意が必要です。

 

・脳が萎縮する

アルコールには脳を萎縮させる作用があります。

大量に飲むのが一番悪いのですが、少量しか飲まなくても飲んだ分だけ脳は萎縮します。

 

・睡眠の質が悪くなる

お酒を飲むと眠りに入りやすくなりますが睡眠の質は落ちます。

ぐっすり眠れなくなります。

夜中に何度も目を覚ましたり、妙に朝早く起きてしまったり、昼間眠くなったりします。

たまに眠りに入るためにお酒を飲むという人がいますが、危険な飲み方です。

 

・頭が回らなくなる

長期間お酒を飲み続けると心が不安定になります。

頭が回らなくなり、判断力や集中力などが低下します。

 

・さまざまな病気のリスクが高まる

お酒の飲みすぎは全身のほぼすべての臓器にダメージを与えます。

生活習慣病のリスクを高めます。

じん臓病、痛風、高血圧、糖尿病、認知症、うつ病など、さまざまな病気の原因になります。

 

・お酒は適量でも健康に良いということはない

昔はお酒は適量なら健康に良いと言われてきました。

この考え方は最近の研究で否定されています。

一部の病気に対して適量のお酒が薬として働くことは事実です。

でも一部だけです。

お酒を少しでも飲むことでリスクが上がる病気もあるのでトータルで考えると健康に良いということはありません。

 

・アルコール依存症のリスクが高まる

お酒には依存性があります。

毎日酔っ払うまでお酒を飲むような人は少しずつ飲み方をコントロールできなくなっていきます。

今日は飲まないで肝臓を休めようと思っていてもついつい飲んでしまったり、ついつい飲みすぎたり、そういったことが普通になっていきます。

お酒は長期間大量に飲まなければ依存症にはなりません。

でも依存症になってしまったら、アルコールの依存性はとても強いのでやめるのは簡単ではありません。

いつかアルコール依存症になるかもしれないというリスクが飲酒の一番のデメリットです。

アルコール依存症になってしまった人は断酒するしかありません。そのまま飲み続ければ致命的な結果になる可能性があります。

 

断酒のメリット

・朝起きた時にさわやかな気持ちよさを感じる

断酒してよかったと一番最初に感じるのはこれです。

お酒を飲まなかった次の日の朝はすっきり気持ちよく目覚めることができます。

二日酔いにならないことが一番分かりやすい断酒のメリットです。

 

・健康になる

上で飲酒のデメリットをたくさんあげました。これらのデメリットが軽減されます。

肝臓病になる確率が下がります。すでに肝臓が悪くなっていても断酒すれば回復します。

がんになる確率が下がります。

脳はお酒を飲んだ分だけ萎縮しますが長期間断酒すれば回復します。

睡眠の質が良くなってぐっすり眠れるようになります。

じん臓病、痛風、高血圧、糖尿病、認知症、うつ病など、さまざまな病気のリスクが下がります。

アルコール依存症にならずにすみます。

すでにアルコール依存症になっている人も断酒すれば回復します。

 

・やる気が出る

長期間お酒を飲み続けるとどうしても心身に疲れがたまり倦怠感が付きまといます。

断酒すれば行動力や集中力などがアップします。

 

・お酒のトラブルの心配がなくなる

お酒を飲んで暴れたり醜態を晒したりする人がいます。

飲んでいる時の記憶がなくなる人もいます。

他人に迷惑をかけずにお酒を飲むタイプの人でも酔っ払って醜態を晒す可能性はゼロではありません。

でも断酒すればその可能性はゼロになります。安心です。

 

・お金がたまる

お酒ってけっこうお金がかかりますよね。

仮に一日700円使うなら一ヶ月で21000円です。一年で255500円になります。

居酒屋などに行けばもっとかかるでしょう。

これらのお金をお酒以外のことに使えるようになります。

 

・死ぬ時に後悔せずにすむ

日本でも海外でも人が死ぬ時に後悔することはだいたい決まっています。

パターンがあります。

その中の一つに「もっと健康に気をつけておけばよかった」というものがあります。

断酒して健康的な生活を送れば死ぬ時になって後悔する確率は減るでしょう。

 

・お酒を飲まなくてもよくなる

長期間大量のお酒を飲み続けると少しずつ飲酒をコントロールできなくなっていきます。

飲む量を減らしたり休肝日を作ったりといったことができなくなっていきます。

お酒を飲まなければいけなくなるんです。

飲酒をコントロールできなくなったら一生そのまま飲み続けるか断酒するかの二択しかありません。

断酒すればお酒を飲まなくてもよくなります。